風力発電機の種類について

 少々マニアックなネタですが、私の生活に馴染み深いものなので、これについて書いてみますか。

 風力発電と言えばアレですね「風車」です。たとえ設備が大きくても風で風車を回すと言う手段は変りません。 しかし、その仕組みには色々と種類があります。 私の知っている中では大きく分けて2つ、極数切換型風力発電機と可変速型風力発電機があります。 まあ、両方上記の通り風車は回すのですが、発電方法に大きく違いがあります。

 理論は面倒なので省きますが極数切換型と言うのは、構造がシンプルでメンテナンスやコストの面で優位なのですが、電力系統に直結していて定速回転である為風速がそのまま出力変動につながってしまいます。 簡単に言うと、風速は自然エネルギーであり一定じゃないので風車の回転速度が変化してしまい、発電される電気の品質が悪くなってしまうと言ったところです。

 次は可変速型風力発電機、これ自体に制御の方法が幾つか在るのですが、これもややこしいので省略省略〜。 可変速型としての大きい分類での特徴として、風力に応じて回転数が変化する為、風力が変動しても出力変動を最小限に抑えることができ、低風速時での効率が良かったり、風車の慣性モーメントと可変な回転により、風速のエネルギー変動が抑制される為電力品質が良いと言った点が上げられます。 まあ、要は風力を有効に活用出来るって事です。

 この様な特徴がある為、最近では極数切換型より可変速型の方が設置が増えているって訳です。 可変速型にも制御の仕組み上障害が発生してくるのですが、それはまた別のお話。

 以上、ざっと書いてみました。気が向いたらまた風力関連は書いてみようと思いますが・・・読み返してみると面白くないよなぁ(・ω・) 今度はもっと幅広く受けるような話題でも探してみますか。